ホームトレーニー必読!ぜったい後悔しないマシン選び!!
Vol.11 プラン別ホームジムづくり
ひとくちにホームジムといっても、トレーニーの目的によって、またはスペースの制限によって揃える装備はまったく変わってくるはずだ。自宅にホームジムをつくる場合、しっかりとトレーニングの内容まで考えておかないと、いざ完成してからトレーニングを始めても、結局、続かないという事にもなりかねないので、慎重に進めたいところだ。

そこで今回は、プラン別にホームジムづくりをご提案していこう。

[プラン1]“高重量でガンガントレーニング”プラン

いちばん重要なのは耐久性。高重量でのトレーニングは危険性も伴うので、高重量を使用してもぐらつかないものを選ぶ必要がある。器具の選択としては、スクワットも行うならパワーラックがお勧めだ。パワーラックとベンチがあれば、バーベルを使ったトレーニングのほとんどが行え、また、セーフティサポートが装備されているので安全面でも優れている。しっかり追い込むには、安全性の確保も重要なポイントである。

もしスペースの問題でパワーラックの設置が難しければ、スクワットラックでもほぼ同様のトレーニングが行える。また、スクワットを行わないのであれば、耐久性のあるしっかりしたベンチ台でもよいだろう。背シートの角度が調節できるタイプは、ぐらつきが出てしまうものもあるので、インクラインプレスを行わないのであれば、フラットタイプでも良いだろう。


>> 本格的に高重量でトレーニングしたい!プラン


[プラン2]“省スペース”プラン

 省スペースに役立つのが「パワーブロック」である。パワーブロックは、サイズはダンベル1セット分であるが、ピン1本の差し替えで連結するフレームの数を変更でき、それによって重量変更を行なう器具である。つまりパワーブロックが1セットあれば、数セット分のダンベルにも相当するという優れものだ。

また、重量調節がピンの差し替えだけですばやく行えるので、短時間で追い込むトレーニングにも向いている。このパワーブロックとアジャストベンチを組み合わせれば、ダンベルで行うトレーニングはすべて行えるだろう。


>> スペースを有効活用してジムをつくりたいプラン


[プラン3]“とにかく多くの種目がしたい”プラン

この場合は、多機能のマルチマシンがお勧めである。マルチマシンは1台に多くの機能が装備されていて、全身をひととおり鍛えることができ、かつ初心者でも安全にトレーニングが行える。また、重量はウェイトスタック式がほとんどであり、プレートを購入する必要も無い。マルチマシンを選ぶ際のポイントは、安定性と動作のスムーズ感である。

できれば実際にショールームに足を運び、試したほうがよい。その場合、軽い重量だけでなく、必ず重い重量でも動作を行なってみること。使用重量が重くなるとぐらついたり、動作がスムーズでなくなる場合もあるからだ。また、設置するスペースを考えた場合、見落としがちな高さもしっかり確認しておくようにする。


>> とにかくいろんな種目がしたいプラン


レベルアップも考慮! >> どうせならしっかりしたものが欲しいプラン

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