ホームトレーニー必読!ぜったい後悔しないマシン選び!!
Vol.8 スペースを上手く活用したホームジム造り
これまで、ホームトレーニーのために器具の選び方について紹介してきた。しかし、限られた自宅のスペースで器具を揃えようとした場合、なかなか思うような器具を設置する事が出来ないケースが実際には多いのではないだろうか。今回は少し趣向を変え、限られたスペースを最大限に活用するのに役立つ器具選択のポイントを紹介していこう。

パワーブロック
パワーブロックは、たった1セットで数セット分のダンベルに相当する非常に画期的な器具である。多くのダンベルを揃える必要が無く、省スペースに非常に役立つ。構造としては、箱が重なったような形状で、ピンの差し替えによって連結される数が変わり重量の調節できる。

また、パワーブロックの特長としては、省スペースの他に、その重量調節の素早さを利用して、スーパーセット法、ディセンディングセット法、事前疲労法といったトレーニングテクニックを行うのに適している点も挙げられる。これらの特長を最大限に活用すれば、限られたスペース、設備でトレーニングするホームトレーニーでも、ジムでのトレーニングに劣らない刺激や効果を得る事ができるのである。

さらに、アジャストベンチと組み合わせる事で、ほとんどのフリーウェイト種目が可能になる。たった畳一畳程のスペースでも、広いジムでのトレーニングに匹敵するトレーニングバリエーションを手にする事ができるのである。


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ラック付きベンチ
通常のベンチプレス台の場合、スクワットが行えない事がホームトレーニーにとって最も頭の痛い点であった。しかし、取り外しができるベンチと一体になっているラックであれば、ベンチプレス台とスクワットラックの二つを兼ね備える事ができる。

ラックは、スクワットはもちろん、デッドリフト、ベントオーバーといったエクササイズを行う上でも非常に便利である。つまり、このタイプのベンチがあれば、上半身・下半身合わせてフリーウェイトのエクササイズのほとんどが行える事になる。スペース的にも、パワーラックより少なく済むので、スクワットも行いたいトレーニーにとっては検討する価値は十分にあるだろう。


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プレススタンド+ベンチ
プレススタンドとベンチを組み合わせれば、パワーラックよりも狭いスペースでスクワット、ベンチプレス、ベントオーバーといったフリーウェイトエクササイズが行える。プレススタンドを選ぶ際は、高重量でもぐらつかないしっかりした安定感のものを選ぶようにする。安全性のために、セーフティサポートが装備されている事も必須条件である。


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